大阪で事務所・店舗閉店・廃業での不用品回収・処分ならエコライオン
今回は事務所・店舗を閉店、廃業した際の不用品処分、買取りについて説明していきます。
「ただでさえ赤字で閉業したのに、閉業にはもっとお金がかかってしまう。。」
「閉業に当たって、処分費用を少しでも安く抑えたい」
とお悩みの方に向けて、安く抑えるコツなども不用品回収業者からの視点で記載しましたので、参考にしてください。
具体的には
・閉店する際に確認すること
・業者の不用品を処分する際の注意点
・不用品回収業者の料金相場&買取金額の相場
・失敗しない不用品回収業者の選び方
こちらの順で重要なポイントだけを紹介いたします。
どれも知っているだけで不用品処分がスムーズになる情報をまとめたので、
まずはご一読いただけると幸いです。
目次
会社、法人、店舗から出るゴミは2種類に分類される
ごみには、家庭から生じるごみ(家庭系ごみ)と事業活動によって生じるごみ(事業系ごみ)があります。
事業系ごみは以下の2種類に分類することができます。
「事業系一般廃棄物」
「産業廃棄物」
細かく見ると産業廃棄物は以下に分けられます。
「事業活動によって発生したゴミ」
「産業廃棄物処理法で定められた20品目の廃棄物」
よって事務所にあるデスクや蛍光灯は、
普段のゴミ袋に入れて処分することは法律違反となります。
なので、全てを処理することはできず、不用品回収などの業者を頼む必要があります。
事業系ゴミの処分方法は各自治体にもあるが手間がかかる
前述した通り、様々な種類のある事業系のゴミですが、ゴミによっては資源として再利用できるものも含まれています。こうした分別のルールは全国で統一されていないので、各自治体によって処分方法が異なります。自治体によっては、一般家庭のゴミと同じくして、資源ゴミの回収にルールを定めているところもあります。
もちろん、自治体で処分するにあたっても費用はかかります。
会社(法人)店舗から出たゴミを安く処分したい場合は、清掃工場に持ち込むこともできますが、各自治体により日時、場所、料金、分別などの細かいルールが設定されています。
所在地域がどのようなルールを定めているか不明な場合は、会社の所在である自治体へお問い合わせください。
よって、自身で持ち込むには1日に持ち込める回数も決まっているので手間と時間がかかるという理由からあまりおすすめはできません。
不用品処分の注意点
それでは、閉店に伴う不用品処分の注意点について解説していきます。
不用品処分はうまく行うことにより、かかる費用に大きく差がでるところなので、自身に見合った業者をしっかりと選ぶようにしましょう。
・業者から発生するゴミは一般ごみで出せず、産業廃棄物となる
前述した通り、業者からでたゴミは産業廃棄物となり、産業廃棄物処理法で定められた20品目に該当するものは一般ごみとして出すことはできません。
つまり、自治体で処分してもらうことができません。
業者に依頼せずに家庭ごみで処分してしまうと、違法投棄に該当し、罰金刑や懲役刑が課せられます。
よって以下のような方法で不用品の処分を依頼する必要があります。
・不用品回収業者に依頼する
・店舗設備買取業者に依頼する
繁忙期は希望日に予約を取れない可能性もあるので、余裕を持って予約は抑えておきましょう。
・電化製品は自治体で処分できない
業者から発生している電化製品もまた自治体の回収に出すことができません。よって以下の方法で処分する必要があります。
・メーカー引き取り
・不用品回収
不用品回収業者の中には買取りに強いところもあるので、費用を少しでも抑えたいのであれば、
買取りに特化した不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
・不用品回収業者には悪徳業者も潜んでいる
不用品回収業者の中には悪徳業者も存在します。
特に安すぎる業者には注意しましょう。
後から高額請求されるケースは多発しています。
過去にぼったくり業者についての記事も書いているので、こちらも参考にしてください。
*「不用品回収 ぼったくり 大阪」記事
会社、法人、店舗が不用品回収業者を利用するメリット
上記の通り、事業系ゴミを自ら処分するとなると非常に手間と時間がかかることがわかります。
そのような悩みを解決したいのであれば、不用品回収業者にお任せするのがおすすめです。
ここでは事業系ゴミを不用品回収業者に頼む場合のメリットを3つに絞って解説していきます。
・自ら処分するより時間と手間がかからない
不用品回収業者に依頼する1番のメリットは時間と手間が省けるということでしょう。
もちろんのことですが、プロが回収するので作業効率が圧倒的に高いです。
自ら処分するとなると、粗大ゴミの処分に処分シールが必要であったり、回収品目の曜日や時間を調べたりと手間になることが多々あります。
その点、不用品回収業者に頼めば、一括して処分までしてくれるので、
手間と時間が惜しいという方は業者に頼むのが賢明と言えるでしょう。
・急な依頼にも対応できる
不用品回収業者は時間の融通が効くところが多く、急な依頼にも対応してくれます。
「明日までに処分しないといけないのに、まだ何も終わってない。。。」という方は
不用品回収業者に依頼するのが特におすすめです。
作業開始時間が夜遅くになるとオプション代金がかかるところもあるので、こちらは業者に確認しておきましょう。
・物によっては買取りもできる
不用品回収業者の中には、買取りに特化している業者もあります。
業務用の家電製品、デスク、パソコン、厨房機器などは高価買取が期待できるものが多いです。
買取り価格で回収費用から減額できるので、依頼するなら買取りもしてくれるところがおすすめです。
不用品回収業者に頼んだ際の料金相場
業種ごとの不用品回収の料金相場を見ていきましょう。
目安としては2tトラック満載で相場が4万〜10万円程となっています。
飲食業や特殊な器具を扱う業種は追加料金がかかる場合もございますので、見積もりの際に確認しておきましょう。
買取れるものがあればその分減額されるので、買取りできそうなものは綺麗な状態にしておくことをおすすめいたします。
また、店舗、事務所の広さによって金額は大きく変わるので、下記例は1つの目安としてご覧ください。
以下では、弊社の実績を元に例を出させていただきます。
・事務所の場合
主な回収物:
デスク、イス、PC、ハードディスク、複合機、コピー機、プロジェクター、空気清浄機、電話機、スチール棚、蛍光灯、書類、パーテーション、ホワイトボードなど
例)
公認会計士事務所
事務所の広さ:13坪
働いてる人員数:5人
2tトラック:3台分満載
作業時間:1時間30分
回収費用:120,000円
パソコン:5000円×5
プリンター:3,000円
電話機:500円×5
合計買取額:30,500円
合計金額:89,500円
・飲食店の場合
主な回収物:
厨房機器、テーブル、椅子、食器類、蛍光灯、レジ、空気清浄機、掃除機、電話機、棚、インテリア類、テレビなど
例)
カフェ
店舗の広さ:20坪
働いてる人員数:6人
2tトラック:4台分満載
作業時間:2時間
回収費用:160,000円
製氷機:20,000円
冷蔵庫・・・20,000円
その他(テーブル、照明など)・・・20,000円
合計買取額:60,000円
合計金額:100,000円
・他業者の場合
主な回収物:
在庫品、レジ、電話機、事務所の冷蔵庫、電子レンジ、棚、机、椅子、テレビなど
例)
作業用具卸店
店舗の広さ:10坪
働いてる人員数:2人
2tトラック:3台分満載
作業時間:1時間
回収費用:120,000円
在庫品:50,000円
その他:20,000円
合計買取額:70,000円
合計金額:50,000円
事務所・飲食店ごとの買取り品目・相場
前述した通り、不用品回収業者を選ぶ際は、その業者が買取できるかが重要になります。
店舗、事務所にあるものは比較的高価で買取りできるものが多い為、しっかり見積もりの際に金額を確認しておきましょう。
少しでも高く売るには、「説明書、保証書、付属品が完備していること」、「状態が綺麗であること」が重要になります。
ここでは不用品回収業者に依頼した際の買取り品目と相場を解説していきます。
これらはあくまで目安となりますので、買取り金額に関しては依頼した業者にしっかりと確認しましょう。
・事務所の場合
事務所の買取りは、複合機、パソコンが高価な買取対象になります。
後ほど解説いたしますが、パソコン、ハードディスクなどの個人情報はしっかりと消去してから回収してもらいましょう。
品目 | 買取り金額目安 |
平デスク | 1,000円~ |
片袖デスク | 1,500円~ |
両袖デスク | 3,000円~ |
OAチェア(肘無) | 500円~ |
OAチェア(肘有) | 1,000円~ |
キャビネット(高さ1200mmまで) | 1,500円~ |
キャビネット(高さ1200mm以上) | 2,500円~ |
上下連結キャビネット | 3,000円~ |
1人・2人用ロッカー | 1,000円~ |
3人・4人用ロッカー | 2,000円~ |
会議テーブル(幅1500mmまで) | 1,500円~ |
会議テーブル(~幅1800mmまで) | 1,800円~ |
パソコン | 3,000円〜 |
複合機 | 5,000円〜 |
・飲食店の場合
飲食店の場合は比較的高価で買取りできる物が多いです。
調理場に置いているものがほとんどだと思うので、油汚れなどできるだけ綺麗にしておくと買取り金額も上がるでしょう。
ここでは弊社の買取り実績を例に表示しています。
品目 | 買取り金額 |
冷蔵ショーケース(ホシザキ/2015年/RTS-90STB2) | 22,000円 |
ガステーブル(タニコー/2019年/TSGT-0921) | 25,000円 |
フードプロセッサー(クイジナート/2018年/DLC-10PRO) | 12,000円 |
食器洗浄器(ホシザキ/2014年/JWE-400TUA) | 103,400円 |
製氷機(ホシザキ/1990/IM-95WL-1) | 4,000円 |
冷凍冷蔵コールドテーブル(ダイワ4061CD-EC) | 25,000円 |
舟型シンク(マルゼン/BSF1-156N) | 5,000円 |
冷凍庫(ホシザキ/2017年/ HF-63Z) | 30,000円 |
ガスフライヤー(タニコー/2015年/NB-TCFL-C4045G) | 15,000円 |
ディッシュウォーマー(タニコー/2015年/TEDW-N120) | 50,000円 |
洋風テーブル×10台 | 10,000円 |
電子レジスター (TE-3000)、ドロアー (DL-1210) | 8,000円 |
・他業種の場合
その他専門器具の買取はおこなっていない業者もあるので、見積もりの際に業務用器具の買取ができるのか確認しておきましょう。
エコライオンでは、理美容器具などの専門器具も買取いたしますので、見積もりの際にご相談ください。
失敗しない不用品回収業者を選ぶ際のポイントとは??
ここでは
「ネットで業者を調べてもどこがいいかわからない」
「何を基準に業者を選べばいいの??」
「優良企業はどこで判断すればいいの??」
という疑問を持つ方の為に失敗しない不用品回収業者を選ぶ際のポイントをまとめました。
・買取りに強いかどうか
買取り目安の料金の通り、会社、法人、店舗から出る不用品は買取りできるものが多いです。
なので、サイトの実績や口コミを見ながら買取りに強いかどうかしっかりと判断しましょう。
・パソコンなどの個人情報の入ったものを適切に処分してくれるかどうか
オフィス、事務所を閉鎖する際には、個人情報、顧客情報、会社情報などを保存している媒体を
確実に消去する必要があります。
具体的には以下のような媒体です。
・CD・MO
・フロッピーディスク
・テープ
・USBフラッシュメモリ
・外付けHDD・SSD
これらは、普通に処分するだけでは情報漏洩の原因になりかねません。
物理的に粉砕してくれる粉砕工場で確実に漏れないようにする必要があります。
パソコンを自分で壊してしまうという方法もありますが、あまりおすすめできません。
理由は以下の通りです。
・破壊すると業者が引き取ってくれない
・パソコンは粗大ゴミとして出すことができない
・パソコンにはレアメタルなどの貴重な資源が多く使われているので、「指定の業者」に引き取ってもらう必要がある。
以上のことから、情報漏洩してしまわないようにしっかりと確認しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は会社、法人、店舗の閉店の際の不用品回収について解説しました。
改めてまとめると以下になります。
・パソコン、ハードディスクなどの個人情報の入っている媒体は適切な処分をする
・処分した後は業者に証明書を発行してもらう
・閉店の際の不用品回収は買取りのできる業者に頼んだ方が良い
以上です。
閉店の際はやることが多く腰の折れる作業にはなると思いますが、今回の記事を通して少しでもお役に立てれば幸いです。
エコライオンでは会社、法人、店舗様からの依頼も随時受け付けております。
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